- 鍋の温度は低くても、高くてもダメ。鍋肌に立つ煙を見極めて、ベストな温度にすることが重要。温度が低ければ全体にべたっとした食感に、高ければ焦げの風味をまとってしまうので、最初からベストな温度を保つことが重要なのです。
- 卵は熱々の鍋に落とし込んだ瞬間、空気を含ませながら混ぜて生きます。このすばやさがないと米粒が卵をまとわず、パラパラした食感の中にふわっとしたやさしい味わいになりません。ここに料理人の技が光ります。
ひき肉を赤ワインに一晩漬け込み、独自の調味料で煮込んで行きます。
また、別のお鍋でオリジナルレシピで風味付けをした調味油を作ります。
最後にこの二つのお鍋を混ぜ合わせて、濃麻呂の味わいの決めてが完成します。
様々な旨味が複雑に凝縮された美味しさの塊が、当店のチャーハンの決めてになります。
濃麻呂ラーメンでは冷や飯を入れるので、最初はご飯が温まるのをゆっくりと待ちます。
鍋が再度高温になると一瞬の勝負。卵をまとった米粒が宙を舞うほど、パラパラのチャーハンになります。
創業当時から長年愛され続ける、やさしい味わい。ファンが多く、チャーハンのみを食べにきてくださる方もいらっしゃいます。熟練の料理人のみが作ることができる、まさに本物チャーハンです。ぜひ一度お試しください。